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しろくろ第一話 卯月 夢、というのは厄介なものである。 何処からともなく生まれ人を魅了させ、それが叶うのはごくわずか、限られたものだけである。 その上失敗したならば、多大な時間の浪費と周囲の人々を振り回してしまった、という罪悪感が待っている。 第一夢が叶ったところで得られるもので一番重要なものは充足感だろうが、それを得たところで死んでしまえば何にもならず、だれかに託せるわけでもない。 だから、夢は、持つべきではない。 それが香取徹の持論である。 ぽかぽかとした日差しと陽気が猫人である彼にはたまらず、おもわず居眠りしてしまいそうな春の午後のことである。 休日の昼下がりで人も疎らな電車内で、徹は窓の端から端まで流れる桜吹雪を眺めていた。 この櫻木線はその名の通り線路沿いに桜の木が植えられており、この季節になると桃色の飛沫が絶えることなく窓辺に映し出される。 春の光を受けながら輝く桜の花びらは淡く柔らかで、浅瀬に舞う白波を思わせ、まるで水中を走っているような錯覚をしてしまう。 それは一種の催眠術のようであった。 その光景に魅せられてじっと眺めていると、電車の速度が徐々に落ちる。 それに伴い花びらの流れが穏やかになり、目的の駅名である佳望病院前を告げる車掌の声が流れた。 徹が降りようと席を立つが、隣で座っていた大柄な狼人は、ほんの十数分しか経っていないというのに、大きな口を開けて寝息を立てていた。 この、隙あらばこうやって居眠りをするのは張本丈という、徹の幼なじみである。 唯一覚醒しているタイミングと言えば好物の甘い菓子を貪っている時と、趣味の忍者同好会の活動をしているときくらいだろうか。 幸せそうな寝顔を見ると起こすのがはばかられるが、そのままにしていくわけにもいかない。 「おい、丈。もう駅着いたぞ。早くしないと発車しちゃうって」 そう言いながら肩を揺さぶっても起き出す気配がない。 菓子にまみれた夢でもみているのか、これ以上は血糖値が、などと寝言をほざいている。 手加減なしに髭を引っ張ると、うぎゃあと悲鳴を上げながら飛び起きた。 「おまえ、髭はやめろよ髭は」 「そんなこと言って病院の面会時間過ぎたらどうするつもりだよ」 「その時はその時でいいじゃん」 「よくないよ、バカ」 言いながら透は、持っていた花束で丈のぼさぼさの頭を打った。 車内から出た二人を春らしい温もりが包み込む。 二人で話しながら改札を通り、目的の佳望病院まで向かう。 道中にも桜並木がはらはらとその花弁を散らせており、入院中の患者だろうか、多くの人々が桜を見ながら談笑している。 たしかにこの一本道を桜が一面満開に咲いている様子は、病気や怪我などといった陰鬱な物事を吹き飛ばしてくれる程に、美しく、鮮やかだ。 しかし一方で丈はそのことを気にもとめずに、近くに美味しい菓子屋があるから寄ってもいいか、などとうきうきしている。 なんでも、狐の女性が経営している行きつけの店があって、桜を材料に使った新作菓子を作ったのだそうだ。 花より団子とはこのことか、などと思いながらも徹は病院の入り口へ向かった。 病院の中は特有の薬品や衛生材料の入り交じった、何かしらの生々しい匂いで溢れていて、否が応にも鼻を刺激させる。 獣人である二人にはより一層それが強く感じられ、揃って気難しい顔をする。 受付を済ませると、鼻をひくつかせ、花束をがさがさいわせながら目的の病室を探す為に歩き出した。 「しかし清志郎も阿呆だよなぁ、一目惚れして屋上から飛び降りるなんて」 「あの時は驚いた。気づいたときには空に飛び出してたし」 「最初は勉強が嫌になったのかと思っちまったよ。しかも、よりによってりんごに惚れるたぁ…… 「おかげで太股を骨折って、笑える話じゃあないね。野生動物だったら死活問題だよ」 「そうでなくてもあいつ陸上部だろ?足折るのなんてまずいんじゃねえの?」 「医者の話だと骨にヒビが入った程度で済んだし、その上驚異的な速さで回復してるって」 「愛の力ってヤツかねぇ。りんごへの一途な思いが、回復力に繋がっているというか」 「それでも後先考えずに行動するのは、愚かだと言わざるを得ないね。ん、ここかな」 二人でその病室の前で立ち止まる。”水前寺清志郎”の札が掛けられている。 三月、徹たちがまだ高等部一年で、もうすぐ春休みに突入しようかという時節。 昼休み、徹と丈とチーターである清志郎の三人は佳望学園高等部棟の屋上で昼食を取っていた。 透、丈、清志郎の三人は高校一年で同じクラスに配属されており、よく三人組でつるむ仲になっていた。 春休みの予定について、宿題だの部活だの色恋沙汰だの話していた時のことである。 柵に寄りかかって何となしに中庭を眺めていた徹が、 「あ、りんごたちだ」 丈と同じく幼なじみの、人間の礼野翔子と兎の星野りんご、そして同級生の狐の小野悠里の三人組が中庭で昼食をとっているのを目にした。 女子高生三人が集まってなにか話している姿は、遠目に見てもそれだけで絵になるものだ。 少しの間眺めているとあちら側も気付いたようで、屋上に向かって手を振ってくる。徹も手を挙げて応える。 「あれ?徹ちゃんなにやってんの?」 「いや、りんごたちが中庭にいたから」 「おっ、本当だ。ついでにおっぱい要員の悠里さんもいるな」 「ほう、りんごってのはお前らが普段話してる、例の幼なじみってやつか。どれ、俺がみてやろう」 丈につられるように清志郎も柵から身を乗り出す。徹は三人を指さしながら、 「ほら、あの白い兎がりんごで、人なのが翔子。狐は知ってると思うけど悠里ね」 と説明した。小野悠里は胸が大きいことと妙に大人びていることで有名で、胸に関心のある佳望男児でその名を知らぬ者はいないとさえされている。 「……これは……!」 「何か言った、清志郎?」 清志郎が何かを呟いたので聞き返そうと徹が横を向いたとき、そのチーターの青年は既に手すりの上に座り、”飛ぶ”体勢になっていた。 「お、おい清志郎!」 「早まるな!いくら期末試験の成績が留年ギリギリだったからって、身投げはマズい!」 慌てた二人が清志郎を引きとめようとしても、 「俺を止めても無駄だ!恋の炎は消火できん!」 と叫んで聞く耳を持たない。 「恋って、ちょっと何を……!あっ」 二人に止める間を与えず、清志郎は屋上から地上まで10メートルの急降下を果たした。 そしてその足でりんごの目の前まで歩いていき、一目惚れした、という熱意を交えた自己紹介をやってのけたわけである。 清志郎曰く、 「一目見て電流が走った。運命の相手は彼女しかいないと思った。 あれはすぐにでも側に駆け寄りたいと考えた末の結果であって、後悔も反省もしていない」 だがその結果、清志郎は陸上部の命とも言える太股にヒビを入れるという事態になってしまった。 本人は特に気にしてはいないが、陸上部員にしてみれば春期の大会を目前にして欠員を出されては迷惑千万だろう。 無茶な清志郎の愛情表現に呆れながらも徹が部屋に入ろうと手をかけた瞬間、 「水前寺ィ!お前はいったいなにを考えてるんだ!大会目前に骨折などとは!」 なにか物が爆発したのかと思えるほどの、耳をつんざくような怒号があたりに響きわたった。 声の振動は建物全体へと伝わり、窓ガラスがびりびりと震えた。 「うおお……ビビった……。この声は……」 「……陸上部部長の伊織先輩、だな」 「すげえ声のでかさだ……。ヒゲが共振してやがる」 その声量の大きさはもはや声と呼べるものではない。 清志郎が何か反論しようと試みているようだが、全てその濁流に巻き込まれてしまい、ノイズのようにしか聞こえない。 徹と丈の二人が声で振動する毛先を感じている間も声が止むことはなく、むしろ加熱しつつある。 「この調子だとしばらく待たないと清志郎との面会は」 「無理そう、だね。まあ清志郎も自業自得というか」 片耳を押さえながらも、二人は何とか会話をする。 この分では修羅場は30分以上、最悪数時間は続きそうだ。 面会時間はまだ余裕があるが、この声量に耐えながら廊下で町続けるのは堪える。 二人して顔を見合わせ、どうしようかと思いあぐねる。 ふと、丈が何かを思いついたような顔をして、 「そんじゃあ俺、その間気になってる和菓子屋行ってくる!」 と叫んだ。 「えっ、ちょっと待って……、てもういないし」 徹が止めようと横を向くが、既に丈の姿は消えていた。 「逃げ足速いよ……」 成す術もなく取り残された徹は、轟音に耳を塞ぎながらつぶやいた。 手すりにもたれ掛かり夕日を眺めながら、徹は音楽を聴いていた。 丈と違い特に行く宛もなく、かといってじっと病室前で待つわけにもいかなかった徹は、仕方なしに屋上で時間を潰すことにした。 屋上にいてもなお、伊織の叫び声は聞こえており、足下のコンクリートづたいに振動を感じ取ることができる。 看護士が取り押さえようと試みているだろうが、しばらくは無駄足に終わるだろう。 「何のためにここに来たのやら……」 夕陽で染まる空を見ていると、なにやらやるせないやらもの悲しいやら、焦心に浸ってしまう。 イヤホンから聞こえてくるバラードで風景が哀愁に彩られ、殊更何ともいえない気分になる。 ふと、視界になにかひらひらしたものが映り、横に顔を向けた。 それは風にたなびく髪の毛であり、髪の持ち主の徹と同い年くらいの少女が、徹と同じように手すり越しに夕陽を眺めていた。 少女の茜色に染められた純白の獣毛。 風に舞う藍色の長い髪の毛。 夏の快晴の空の色をぎゅっとそこに凝縮したような瑠璃色の、そして少し憂いを含んだような瞳。 それらが春風に舞う桜の花弁とともに、徹の網膜に深く焼き付いた。 そしてその一瞬が、徹には引き延ばされたように長く長く感じられ、そして彼の世界の全てを埋め尽くしてしまった。 それが、黒猫の香取徹と白猫の椎名ちひろの最初の出会いで、二人にとって忘れることの出来ない物語の始まりであった つづく
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「ヒヒーン(嘶く)」 「おやつ」 「別に母さんは恨んでないよ。ただうっとおしいだけ」 親:マイプル2 名前 馬 種族 妖怪 年齢 700歳 身長 188cm 体重 78㎏ 性別 男性 誕生日 11月9日 恋人 なし 何の妖怪か 絵馬の馬 代償 妖力 属性 妖 武器 体 一人称 俺 二人称 お前/●●/~ちゃん 三人称 呼び捨て 本名 実験体02(ジッケンタイゼロニー) ▼馬 髪は赤く夕焼け色をしておりふわふわ。目は機械の様な黒に赤い光るラインがはいってる。 絵馬の妖怪だが実は一度死んでおりめちゃくちゃ悲しんだ母に蘇生された。 ノリがよく子供じみた性格。駄々もよくこねる。子供のまま成長が止まっている。しかし残酷。 母親に二度と死なないように最高の頑丈な体と妖力を吸収することによる永遠の命と若さを与えられた。 また妖力が吸われた妖怪がまた吸われに来るように妖力が吸われている間はあらがいようのない快感が生まれるようになっている。 その吸引はよくて半日長くて一週間はもってかれる。淀んで汚いまずい霊力妖力が好き。 マイプル宅で一番体が硬く頑丈。 ▼戦闘方法・術 抵抗しない(大概相手が負傷して自滅してくれる) 妖力・霊力を吸う(食事) ▼好きなもの 妖力 ▼嫌いなもの まずい(おいしい)妖力霊力
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特に売り上げが高かったバーガーはセット化されます。 バーガー名 店員名 評価 セット名 おれの4め 亮さん ★★★★ よめS エッグバーガー 友羽さん ★★★★ エッグセット ぼんぼんぼーん らいとさん ★★★★ きゅっをさがしだせ NORI 亮さん ★★★★ ノリセッツ いそのかほり 亮さん ★★★★ いそのけのしょくたく ち○○ふぃれお 亮さん ★★★★ ち○○セット びんぼうにんおことわり 亮さん ★★★★ フォアグラセット さんしき 亮さん ★★★★ まんがん テリヤキさんたろう 亮さん ★★★★ NOTパクり アイーン(はぁと 亮さん ★★★★★ はぁとセット てんつく ふいさん ★★★★★ てんつくく ちょーしょく 亮さん ★★★★★ ブレイクファスト―W― タラオとタラヲ 亮さん ★★★★★★ たらたら! モヒカンファイアー らいとさん ★★★★★ すけさんのキン○○/// テリヤキチ○○フィレオ 亮さん ★★★★★ すけさんのチ○○セット ぜいにく 亮さん ★★★★★★ しぼうりつ100%
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4-3 下画面の会話 アリス「とりさーん。」 リリ「読んで来るなら苦労しないよね。」 クリアタイム プラチナ(スペード) ゴールド(ハート) シルバー(ダイヤ) ブロンズ(クローバー) スレ最速 ヒント +ネタバレ防止 アリス「まずは私とリリを一番左端まで移動させる。 リリ「次は僕を使ってアリスを上の段にのぼらせる。 アリス「そしたら私が乗ると消えるブロックを消す。 リリ「グリフォンが下まで移動できるようになるね。でも、全部のブロック消すとまずいよね。」 アリス「まずいわね。左から3つ消して、その後、私は左側に待機。のんびりしてると落ちて針山に刺さるから。」 リリ「グリフォンが来たら僕がグリフォンに乗って、針山に注意して上にあがる。」 アリス「リリなら残った消えるブロックから右にジャンプがとどくよね?」 リリ「なんとかね。帽子屋は針山に落として・・・」 アリス「私はグリフォンに乗って、右にジャンプ。」 リリ「帽子屋に乗れば右側に来れるよね?」 アリス「別の解法もあるみたいだけど・・・」 リリ「僕は知らない。」 解法 +ネタバレ防止 解法 時間短縮 +ネタバレ防止 先にリリを上に送って帽子屋を落としておけば「グリフォン待ち」が1回で済む。 下の段でリリがグリフォンから降りる際にジャンプして降りれば、上の段で待たずにグリフォンに再度乗れる。 スピードクリア動画(ネタバレ注意)
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#blognavi 今週の木曜日はサンクスギビングなので、めずらしく日本語学校が1週間お休みです。普段は祝日でも関係なくクラスが開講されているんですが、サンクスギビングだけは特別なようです。しばらく偏頭痛があったのと、急いでクイズや宿題を作らなくてもいいので、普段にもましてだらけた毎日を送っております。 ところで今、こちらはザクロの季節らしいです。先日、近くのスーパーでザクロが山盛りに置いてあったのを見て、懐かしさに駆られて1個仕入れてきました。昔(ウン十年前に)近所のおばちゃんの家になっていたザクロをもらって食べたような記憶がありますが、おいしかったのかどうか、どうやって実をとりだして食べたのか、何も覚えていません。でも1個1ドルだし、ザクロのコーナーに写真つきで解体方法が書いてあったので、じゃあ試してみよう~ということで。日本のスーパーにはありそうでなさそうな果物ですよね。 その解体方法というのは、ナイフでへたを落とした後、水のなかで実をはずしていくやり方なんですが、最後の一粒まできれいにとれて、なかなか面白かったです。とうもろこしの粒を一粒ずつきれいにはずしては喜んでいた幼少時代を思い出したりして。肝心な味のほうは、わ~お、というほどおいしいものではなく、でもまずいものではありませんでした。うん、そういえば確かにこんな味でした。ちいさい実の大部分がタネで、ぷちぷち食べていると、緩衝材をプチプチ潰して音を鳴らして遊んでいた頃を思い出したりして。とにかくなつかしくて面倒くさい果物でした。 カテゴリ [食べ物] - trackback- 2007年11月20日 16 16 15 名前 コメント #blognavi
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【レス抽出】 対象スレ: 女騎士「傷(ry」 ID as9dwJQI0 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 21 25 25.60 ID as9dwJQI0 女騎士「傷だらけで醜い身体だろう」 男「見てないぞ!オレはなぁーんも見ていない!」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 22 22 39.68 ID as9dwJQI0 99 ちょっと違うけど考えた奴 騎士団長「む、まだいたのか女」 女騎士「あ、団長。次期国王の戴冠式まであと少しですので、余念がないよう…」 団「いや、今日のところはもう休め。どこか遊んで来い。明日からはろくに風呂にも入れんからな」 女「は、はい」 *** 女「とはいったものの…普段から剣の稽古ばかりしてきたし…どうすればいいのか…」 男「誰かー!そこの財布泥棒とっつかまえてくれぇ~」 女「むっあれか。せいっ!」 泥棒「まそっぷ!」 男「ひゃー助かりましたありがとう。お礼にお食事どうですか?」 女(こ、これはいわゆるナンパというやつでは? お、落ち着け私) 女「え、ああ、まあいいだろう。丁度昼食にしようとしていたところだ」 なんか仲良くなる二人 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/23(日) 22 34 02.04 ID as9dwJQI0 106 男「女さんはなにしてる人なんですか?」 女「え、ああ、私は…(さすがに王族直属護衛騎士などといってはドン引きされるか) 女「まあ、ちょっと、国に携わる仕事を…」 男「役人ですか?」 女「ええ、まあ」 男「へぇ~頭いいんですね。…国ねえ」 女(な、なんかまずいこと言ってしまったか!?ちょっと顔が険しいぞ。 いやまて私、別にこの男に嫌われようがどうだっていいはず。嗚呼落ち着け) 男「どうかしました?」 女「いっいえ何も!??それであなたは…」 男「僕もまあ、国に関係した仕事ですかね? あんまり細かいこといえないんですけど」 女「は、はあ…」 *** 男「今日は楽しかったです。これも運命ってやつですかね、なんて」 女「私も楽しかった。またあえるといいな」 男「会えますよ。なぜなら今からあなたの住所を聞くからです」 女(うっ、それはまずい)「そ、それではさよならっ!!」 *** 男「あちゃ~逃げられちゃった。いい女だったのになぁ」 男仲間「おい男探したぞ。なにしてんだよ。とっとと戻るぞ」 男「はいはい……クーデターまで日がないもんな」
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シーズン2 episode.11 御曹司 開始 ボクの家?あぁなんか財閥っていうらしいよ。なんていうかお金持ちの家系だって。 終了 別にボクはどうだっていいんだけどね。ゲームやり放題だけど、こうやって常に監視されてるわけ。まぁそれでいいんじゃない?ゲーム楽しいし。 episode.12 早退してもいいですか? 開始 今日はもう帰ってもいいかなぁ?ボクって忙しいんだよね〜。たまってるゲーム終わらせなきゃいけないからね! 終了 スティールスーツで戦うのも楽しいんだけどね。たまには他の人に任せて、家でゆっくりしなきゃ♪ episode.13 ミニマップもちゃんと見てる? 開始 右上のミニマップ、ちゃんと使ってる?目の前だけ見てればいいってわけじゃないんだよ。 終了 味方の位置とエネミーの位置をちゃんと把握しないとね。じゃないとハイスコア出せないでしょ? episode.14 お気に入りの 開始 おっ、これはちょっといいんじゃない?うん、気に入ったよ! 終了 新発売のチューインガム!アップルジンジャーレモンミント味!絶妙なバランスだね!! episode.15 クラッシャー 開始 あ〜!またゲームのコントローラー壊れちゃった。今月に入って二度目だよ。 終了 ボクの天才的なボタン操作に追い付かないんだな。…え?ゲームのやり過ぎだって??うるさーい! episode.16 夜の悩み 開始 まずい、今日は特にまずいぞ!このままいくと一睡もできないかも。 終了 死んだらどうなっちゃうんだろうって考えると、怖くて眠れないんだよね。ミッションでは全然平気なんだけどな…。 episode.17 ボクはヒーロー 開始 えっ何?鋼鉄虫をヒーローがやっつけるゲームを作るって?で、ボクに取材したいってわけね。 終了 もちろんボクを主役にした映画やマンガも同時にやるんでしょ?そうだねぇ、クラスアドミラルを片手で投げ飛ばすなんてどう? episode.18 お手伝いサラ 開始 ゲームばっかやってるとサラに怒られるんだよね。サラはボクのお手伝いだよ。いっつも怒ってくるんだ。 終了 あーしろこーしろって、いちいち言わなくてもわかってるって!サラはいつまでもボクのこと子供扱いしすぎだよ! episode.19 家庭教師サラ 開始 サラはボクの5つ上さ。家の中では一番年が近いから、いろいろ話がしやすいんだよね。 終了 勉強も教えてくれてたんだけど。全然おもしろくないんだもん。サラがゲームの相手してくれたら一番いいんだけどね。 episode.20 フリックチャットで伝えなきゃ 開始 さっき助けてもらったんだ…。お礼ぐらい、しておこうかな…。 終了 フリックチャットでその人だけに伝えられるからさ。それなら他の人にショートしたの聞かれなくて済むよね…?え?エミリアが無線でアナウンスしてたって?
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その男の名前は、野村和也と云う。 正直で、真面目。 それ故に時々融通の効かないところも出てきてしまうのが厄介なところだ。 今の彼は大学生であり、 それまでの経歴はと言うと、周りから頭一つ抜いた高い成績を取り、 結果、それなりにいい学校にも通っている。 中学、高校ともにバスケットボール部に務め、体格は良かったが、 今現在はスポーツから離れたためか、それ相応の体力不足は否めない状況にあった。 趣味は読書、そしてインターネットと極一般的な思想を体現しており、 それに見合ったブラインドタッチという特技も、もっていたりする。 そんな恐らく普通の少年が、三度。 コロシアイの土を踏んだ。 皮肉か、はたまた定められた運命なのか。 彼はその道中で出あうこととなる。 コロシアイに幾度も参加した中学生と。 ××××× 目の前には相変わらず森がある。 歩けど、歩けど、その風景は極些細な至極どうでもいい一部が所々変わる以外に変化がない。 視界が広がることもなければ、狭まることもない しかしながら、野村にそれを語る程の気力があればと言えば、答えはNOだ。 今の彼に許された思考は、つい10分ほど前に聞こえたあの声だ。 急に流されたあの、放送の内容についてだ。 《次に禁止エリアは…いや、もう言う必要は無いか。なぜなら、お前らには、ある所に行って貰うからだ。 ある所ってのは…まあ、行けば分かるか。でも、楽しいところじゃねえぞ? まあ、そこでも殺し合いやってるしな…。 さあ、お前ら行ってこい!俺も、また主催としてそっちに行くからな!》 名前を何と言ったか。 野村の頭に儚げに漂う主催の名前を思い浮かべながら、野村は呆然し、苛立っていた。 朦朧とし、上手く働かない思考の中でも、ただそれだけの思念は巡回する。 「……………くそっ!」 おかしい。 可笑しい。 何で? どうして? また、また、また。 一から殺し合え。何ていわれなければいけないのか。 野村は唸るが現実問題、それで解決できたのならば誰も苦労しなかっただろう。 「………………くそっ! くそっ!」 何回叫んでも結果は変わらず、ただただ不変的、普遍的な森の光景がうつしだされる。 ただ、森が、そこに、あって、同じ、光景が、ただ、無情に、野村の、瞳に、うつしだされた。 もう何度繰り返されただろう。 一回目の殺し合い。 ハリセンが武器だと言われ、妖刀に襲われたり、慕う人物ができたり、最後の最後に殺されたり。 二回目の殺し合い。 変な気味悪い紙を渡されて、殺されかけた人物との再会を果たし、その人物が胸の中で死んだり、いつのまにかどっかに跳んだり。 ――――そして、三回目。 野村は、ようやく。本当に時間はかかったがようやく冷静な判断や思考分析などを行えるほどにはなった。 だからこそ、当たり前だが名簿と、支給品を確認を始めた。 まずは、名簿。 「………」 一秒。 二秒。 三秒――――――――と。 全名前を見渡した後、言葉はようやく漏れ出して、 「―――――――はぁ?」 そして、思いは感情に、交錯する。 ただ、一点の名前に激昂する大学生の姿が、そこにはあった。 「なんでまた…………こいつ名前があるんだッ!」 その一点。 『守谷彩子』に注がれた迸る感情は確かにあった。 例え最初は宿敵だったとしても、最後には和解して、安らかには程遠かったが静かに息を引き取ったじゃないか。 そこから、その思いから迸り、漏れ出して、溢れ出すナニカは、確かに野村の心中にあった。 「救えない……………のか? こいつを」 真面目で、 「だって…………二回も死んで、もう一回繰り返すなんて…………そんなのって、無いだろ」 正直で、 「…………こいつを救いだす、方法。…………あれしか、無いだろ」 それ故に、 「―――――――――計画に、乗ろう」 融通のきかない学生である。 ◆ 川田章吾は今、静かに舌打ちを打っていた。 彼も、野村と同じ、三度目のゲームを迎えていた。 最後の最後に、迎えてしまった死。 それ自体は何も問題ない。 自らが進んで死を選んだとも同義なのだから。 「…………どうして俺が生きてるんだろうな」 そちらの方が問題だった。 死とは絶対。 そんな世界で、そんな常識をもって生きていたのだから当たり前の疑問だ。 「七原はまだいいとして、桐山は、死んだはずだよな」 それも、彼らの目の前で、死んだはずだ。殺したはずだ。 それでも、ここにはきっちりと、『桐山和雄』と確かに記されている。 もしかしたら、それは同姓同名かもしれない。 もしかしたら、それは名前が書いてあるだけかもしれない。 でも、川田自身がこうして立っている以上、絶対に桐山がここに立っていないなんて確証はどこにもない。 死人が生き返るはずがない、なんて証拠は、どこにもない。 「…………そうだとしたら、厄介だな。それに………」 川田には、もう一つの疑念がある。 ただ、単純なる、疑問。 「こんなプログラムがあるなんて、俺は知らないぞ」 この多すぎるクラスは無いだろう。 それこそこれは学年単位の数値になっている。 いや、少ない学校だったならば、一つの学校分の数の名がそこに記されている。 そんなの、聞いたことがない。 だから、彼の知っているプログラムからは、外れてしまう。 「チッ、色々不可解だな。今回は。――――まずは七原と合流するのが最優先か、あいつなら乗らないだろう」 こうして、この男も、歩きだす。 そして、出遭った。 今や人を殺すことを目指す野村和也と。 口からは、一筋の煙が上がる。 ◆ 野村和也は人を殺すべく、支給品を漁る。 ゴソゴソと乱雑に扱われたディパックは既に少々痛んでいた。 そんな事、野村にとってはどうでもよく、同じ調子で弄り続ける。 そんなこんなで出てきたのは――――。 「日本刀ねぇ………。何かの縁かよ」 ずばり思い出すは、守谷と初めて遭遇してきたときの事。 彼女は、妖刀に侵されていた。 人格か、はたまた精神か。 それを野村は知る由もないが、とにかく襲われた。 「………………まぁ、呪われてるってわけでもなさそうだし、遠慮なく使わしてもらおうか」 と。 その時、風が揺れ、何かを予感させる。 そんな曖昧模糊な感覚は、当たっていたようで。 野村の暗闇ではっきり視界には、一つの影がおぼろげに映った。 何を隠そう、それは川田章吾の人影だ 野村は、日本刀を右手にしっかりと持つと、後の支給品は確認もせずに、 さっさとその影を追う。 一歩ずつ。 一歩ずつ。 また一歩、歩みを進め。 ようやくのことで、辿りついた。 その影に、川田章吾という人間に。 久しぶりに、そんなことは全然なかったのだが、 感覚が叫ぶ懐かしげな疲労に、息が上がったまま、辿りついた。 その格好は不格好で。 その様は、無様で。 その行いは、非行で。 その目的は、未遂で。 それでも、決意は、揺るがなくて。 「………ハァ、ハァ、ハァ」 その野村の過呼吸に、気が付いたのか、それとも元から気が付いていたのか。 川田が振り返る。 「………懐中電灯もつけてないで、何の真似だ」 そう言うが、もはや野村の耳には届いていない。 野村にあるのは、救いたいという気持ち。 救ってやりたいという気持ち。 それが恋と聞かれたら答えはNOと答えるけれど、 それでも救ってやりたい、何て思えるほどに思ってた。 胸の中で死んだという思いで補正か。 それとも何回も死んで可哀相という同情か。 はたまたそれが彼の正義なのか。 分からない。 野村には知る由もない。 でも、 それでも、 救ってやりたい、そう思うのだから仕方がない。 「高校生……いや、中学生か? 駄目だろ、煙草なんか吸っちゃ」 諭すように言うが、言葉に深みを感じない。 ただ、言っただけだ。 「はぁん、成程なぁ」 そんな野村の様子で全てを汲み取ったかのように、 それと同時に、軽蔑を含む視線を浴びせる。 並の、不良もどきは直ぐに退散するだろう威厳がそこにはあった。 ―――――が、所詮中学生である。 場数だって、負けていない。 どちらも、こういった場ではベテランなのだ。 「………分かったか。―――――――――なら容赦はできねぇよな」 突然だった。 唐突だった。 野村が、そう言い放った直後には、足は踏みこみだしていた。 今、川田には、何も手に取っていなかった。 この煙草も、偶々主催者から取られなかっただけであり、 川田自身もこの異常な事態に、対応しきれていなかった。 ベテラン故の動揺であった。 動揺から出る波紋は、彼の思考を通常に戻すのを許さない。 だから、支給品なんて確認できていない。 「――――――チッ」 再度舌打ち。 だが、それで攻撃が止めれば、誰も死ぬはずもない。 だから、逃げ出した。 背中を見せて、堂々たる逃亡を図った。 川田は何でもできる、万能人間だ。 運動神経だって、例を漏れない。 ――――――が、先ほども言ったが、それは中学生出の範囲の話だ。 彼は大学生。 元々のスペックが違う。 そして、野村は引退したとはいえ、元バスケットボール部で、 落ちたとはいえ、底は計り知れないものがある。 先ほどの疲労だって、つい10分ほど前までにゲームに参加しており、碌に準備運動もせずに走ったからであって。 まともに走ろうと思えば、そこまで疲労は気にならない。 「――――――くっ、………くそっ!」 それに、川田は勘づいた。 このままでは斬られる。 ディパックを漁る時間なんて無い。 漁ってなんかいたら、直ぐに斬られる。 まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい、まずい。 「………………」 川田の中で、一つの方法が閃いた。 ただ、それはあまりにも危険で、後を考えれば、ここでするには耐えがたい方法だ。 しかし、それしか方法はない。 だから、一瞬の迷いは、一瞬の迷いで終わり。 その案を行使する。 「―――――――――オラァッ!」 彼には、あまりにも似合わない掛け声を出して、したことは。 「……………ッッ!!」 ――――肩から提げていたディパックを野村の顔面に叩きつけることだ。 もう、その距離は、二メートルもなかった。 だからこそ、威力が出た。効力は出た。 ディパックが、野村の視界を覆う。 目の前には、影のできたディパック。 それが、あった。 そして、顔にぶつかった。 一、二秒後。そのバックを振り払い相も変わらず闇に埋もれた視界には、川田の姿は無かった。 ただ、ただ、複雑に入り乱れた木々があった。 ◆ 川田は、野村が追ってこないことこれでもかと確認した後、ようやく休みを取った。 荷物がないこともあり、その身はとても軽く、あのように複雑に入り乱れた木々があったからこそ、 彼はここまで逃げのびれたのだろう。 「……………先が思いやられるな」 そして、ポケットから、煙草を取り出し、マッチで火をつける。 そこから、ふき出てくる煙は意に介さず、ただ、一つの疑問にもう一度集中していた。 「………大人がいるってことは、俺の知ってるプログラムでは、無いな」 改めて、結論を出した。 彼の知っているプログラムは、対象は中学三年生限定だ。 なのに、こうして大人、大学生が混じっているということは、そういうことなのだろう。 「…………さて、それが意味するのはなんだろうな」 それは、まだ誰にも分からない。 ただ、ただ、時間はこうしている間にも、刻一刻と削られている。 【一日目/深夜/B-7 森】 【川田章吾@バトルロワイアル】 [状態]疲労(中) [装備] [道具]WILD7@バトルロワイアル、マッチ(残り18本) [思考] 基本:ゲームを潰す 1:七原と合流 2:桐山、先ほどの男(野村和也)に警戒 3:………これはいったい ◆ 彼は、甘かった。 「…………」 彼は、迷ってしまった。 「…………」 人を殺すことに。 別に二メートルぐらいの距離ぐらい、どうとでもできたはずだ。 刀だって、それなりに尺はあるのだから。 ディパックで攻撃された時。 あれを回避、もしくはキャッチするのは、恐らくできただろう。 何しろ彼は元をたどればバスケット球児だ。 それの応用に過ぎないあのような行為、容易かったはずだった。 「…………」 現実は、辛い。ツライ。 現実は、辛い。カライ。 「…………」 目的と動作が、組み合わない。 そんなな現実に、そんな事実に。 「―――――――――俺は」 救いたい。 全員助けるなんて綺麗事だ。 知っている。 知っている。 だからこそ、彼は人を殺めるしか方法は無かった。 ナノニ、ドウシテ。 「クソオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!」 ショウネンハ、ウケイレガタイ、ゲンジツニ、タダタダ、ホウコウシタ。 【一日目/深夜/B-7 森】 【野村和也@他の書き手様のオリキャラ】 [状態]疲労(小)、精神疲労(中) [装備]菊一文字RX-7@銀魂 [道具]KS2、RS(3~5) [思考] 基本:守谷彩子を救いたい 1:俺は………… 2:人を殺す ココロコネクト-シトランダム- 投下順 生還者に誠閑者に GAME START 野村和也 GAME START 川田章吾
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京太郎「おーい咲、俺のオカルトが分かったぞ」 咲「へー、なに?」(無関心 京太郎「童貞を捧げた相手を巨乳にするオカルト、らしい」 咲ガタツ「も、もう、冗談ばっかり言ってー」 京太郎「照さんに照魔鏡で見てもらったらそう言われて滅茶苦茶迫られたんで振り切ってきた」 咲「え、お姉ちゃんが? れ、連絡してみて……いや本当だったらお姉ちゃんがこっちに来る可能性が、でも」 優希「話は聞かせてもらったじぇ。さあ京太郎、タコスやるから私とするんだ」 京太郎「それの何が俺の得になる?」 優希「き、きさまー! 私が不満だというのか!?」 京太郎「不満に決まってるだろーが! 初めてする相手ぐらい自分で選ぶ!」 咲「このままじゃまずい、まずいよ。でも京ちゃんと? あうぅ、次の日から顔合わせづらくなるし」 京太郎「うーん、美少女で献身的で、その後も付き合ってくれる子がいいなぁ」 久「つまり私ね?」 京太郎「どの口が言うんです、今までこき使っておいて」 久「ごめん、それはごめんなさいするからー!」 京太郎「部長は却下」 まこ「うーん、なかなかにカオスじゃな」 和「私はこれ以上大きくなっても困るので、パスしますね」 京太郎「くっ、和はダメか。他に誰が……」 京太郎の貞操はどっちだ? カン
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※すこし改行を加えてあります 432 :名無しさん@HOME:2009/03/23(月) 19 22 42 0 自称料理自慢のアレンジャーメシマズトメ。 連休中にラーメンを食わせられた。 このラーメン、トメが鳥ガラを買ってきて煮込んで作った力作。 もちろんコショウなどの薬味なんて作った人に失礼!そのまま食べなさい!おいしいのよ!って感じ。 なぜこれを、と言うと超料理上手の兄嫁が訪ねて来ていたから。 「息子ちゃんたちはこのラーメンじゃないと嫌って言ってたのよね!」と鼻息荒く… 味は、まあご想像通りです。 私は3度目なのでウェ~となりつつも、まあ適当に食うしかないか…と我慢して食べていた。 相変わらず味が無い上にスープに得体のしれない何かが浮いてて臭い。 夫と義兄は理由をつけて逃げた。後で〆ようと思いつつ、水を飲みながらかきこむ。 トメが席を外した時の会話。 兄嫁「なあ弟嫁ちゃん。これって何?新手の嫁いびりなん?」 私「え?」 兄嫁「いやだってこれめっちゃまずいやんか。お前らはこれでも食ってろって事? しかも味なんかなんもないのに塩も醤油もコショウも入れたらあかんってなんて拷問やねん。 つーか生姜クサっ!!」 私「ぶっwwいや、これ素ですよ、素w」 兄嫁「えええっ!!ホンマに!?」 私「そう、こんなおいしい上に息子たちが大好きな物作れるのは私よ!って感じです」 兄嫁「ええええええっ!だってあいつら逃げたやんか!」 私「そりゃ~おいしくないですしねぇ。私たちも逃げます?w」 兄嫁「は~~…まずいまずいと思ってたけど… (兄嫁は結婚1年目でまだメシマズの毒牙に2回しかかかっていない)」 433 :名無しさん@HOME:2009/03/23(月) 19 23 58 0 つーかここ誰スカじゃない!間違えた!でも知らないフリをしてやる!! そこにトメ登場。顔真っ赤にしてこっちを凄い顔で睨んでる。 「食べたくないなら食べなくてよろしいぃぃっ!!!」と怒って 「これはね、何とか地鳥のガラからとったスープでゴチャゴチャ!!! 味の分からない人たち!まったくもったいない!!!!!!」 兄嫁「へぇ~時間かかったはるんや。」 「そうよ!!あれをこうして何時間もコトコトと!!」 「ほなそのスープ取っといてください。夜にまたラーメンしましょう」 「キーーこの関西人の下品な事!!」 兄嫁は知らん顔でスーパーに行った。 なにやら台所でやってる兄嫁に聞えよがしに 「さーーあ、あの子にどこまで出来るのかしらね!うちの息子たちはわ~た~し~の! あのラーメンが好きなんだから!」と鼻息荒くしていた。 夜、「ゲッ!!」って顔してる義兄と夫に、兄嫁がラーメン出した。 私はドキドキ、トメはギラギラ。 でもおいしい!!ラーメン屋の味じゃなくって、素朴な家庭的な味!! あっさりスープはシナソバって感じでにぼしの味、醤油も超適量、 でもスープが濁ってる、やっぱりこれトメ汁をアレンジしたものなんだ!! 夫も義兄も「おおっうまい!!」と一心不乱にかき込み、 スープも飲みほして満足げに「ハァ~~!!」と。 トメは泣きながら「何よ!あんたたち一緒になって年寄りいじめて!!」と泣いて部屋にこもった。 ラーメン完食した後でw 「弟嫁ちゃん、お疲れさん。まずいもんでも我慢して食わなあかん時もあるけど、 アレはどう考えても酷かったしなぁw …それからお前ら、嫁に何苦労かけさせとんねん!!」とお説教。 後で作り方聞いたら昆布とカツオと煮干でダシをとり、 ひき肉を炒め、それを煮立たせ、濾した物をトメ汁に入れて ねぎの青い所と醤油を煮立たせて、あとは「中華だしの素」を入れただけらしいw 「ま、トメ汁なくてもそんだけで十分なラーメンできるけどな」とさらっと言ってた。 トメはへこんでいるけどすっごくスッキリした! 次のお話→457